大腿骨頭壊死
大腿骨頭の血流が何らかの原因で低下し、無菌性の壊死をおこします。骨が弱くなった結果体重のかかる部分がつぶれてくる疾患です。脱臼後など原因があきらかな場合と、原因不明な場合があります。アルコール多飲やステロイドの使用歴などが発症に影響すると考えられています。
初期の間はX線写真では異常は見つけることができず、MRI検査などが必要となる場合があります。
当院での治療方針としては、薬物療法、注射、物理療法(温熱)、運動器リハビリなどを行いますが、症状の経過によっては手術も可能な病院へご紹介させていただきます。