脊椎圧迫骨折
高所からの転落や交通事故など強い外力が加わったときに、椎体(背骨)が潰れてしまい受傷するケガです。多くは痛みのために体動困難となりますが、骨折の程度が軽ければ歩いて外来に来られる方もおられます。椎体の後方には脊柱管と呼ばれる脊髄がとおる部分があり、骨折型によっては両下肢の麻痺など脊髄損傷を合併することがあります。
当院での治療方針としては、保存的な治療が可能な骨折であれば薬物療法、装具、物理療法(温熱・牽引など)、運動器リハビリなどを行います。
一般的には受傷後1カ月程度で痛みが楽になってくる方が多いです。