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頚椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの治療頚椎の椎間板(骨と骨の間にある軟骨)が突出し、神経を圧迫する疾患。片側上肢のシビレや痛みを生じることが多いです。圧迫部位によっては歩行障害や膀胱直腸障害を生じる場合もあります。

重要臓器である脳を守るため頭部は意外に重く(平均5㎏)長年支え続ける事による変性が原因である場合が多いですが、ラグビーなど頭頚部に強い負担のかかる動作が誘引になる場合もあります。診断は疼痛部位や神経症状などの理学所見を中心に行います。X線写真で変性がみられる場合も多いですが、神経圧排の程度を明確にするにはMRIなどの検査が必要になります。

当院での治療方針としては、急性期は頚椎カラーなどを用いて安静をたもち、注射やリハビリでの頚椎牽引や内服薬による薬物療法などで除痛をはかります。
疼痛の程度が強く保存療法ではコントロールできない場合や、上肢の麻痺症状・歩行障害などが出現する場合は手術加療の適応となる場合もあります。

パンフレット

頚椎椎間板ヘルニア

もっと詳しく知りたい方は

日本整形外科学会 症状・病気をしらべる 頚椎椎間板ヘルニア

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